特集 子供たちは何を食べればいいのか 
『子供たちは何を食べればいいのか』推薦のことば(順不同)

森脇弘隆(特定医療法人 新生病院 小児科院長)

戦時中は、あまりにも情報が少なすぎていたため、正しい情報が伝わらない時代でした。逆に、今日ほど多種多様な情報が飛び交うようになった時代はありません。ただし、あまりにもその情報量が多すぎるため、「本当に正しい情報が何なのか、分からない」という皮肉な現象が起こっているのが今日の状況です。本当に正しい情報が伝わりにくいという点に関しては、むしろ戦時中より現在のほうが深刻なのかもしれません。
特に健康に関する情報は、現在の健康食品ブームに乗り、私たちの日常生活にあふれています。こんなにあふれているにもかかわらず、多くの人々はより健康になるために、そして糖尿病・高血圧・高脂血症などの生活習慣病を克服するために、あるいは癌などの治療効果を高めるためにさらなる情報を求めているのです。
また私の関わる小児科領域でも、これほど医学が進歩したにもかかわらず、アレルギー性疾患の増加やADHD(注意欠陥、多動性障害)などの多様な問題を抱えて病院を訪れる方々が増えてきているというのが現実の姿なのです。そのような方々にとって、そして健康を願うすべての人々にとって、本当に有益で、正しい情報が記されているのが、この『子供たちは何を食べればいいのか』です。
本書の伝える情報は、私が医学部では一度も教わらなかった「驚くべき真実」です。どうかまず本書をよくお読みください。そして、著者のすすめるナチュラル・ハイジーンを、自分にできるところからとり入れてみることを心からおすすめします。
私自身、著者のすすめるこのナチュラル・ハイジーンを生活にとり入れたおかげで、体重は二か月ほどで無理なく自然に10kgほど減量でき、20代より続けていた高脂血症用の薬の服用も中止できました。もちろん検査値も非常に良い値ですし、体調も良好です。8歳になる娘と3歳になる息子にもこのナチュラル・ハイジーンを一部実践させたところ、それ以来、寝つきと寝起きがとても良くなっています。
地球の将来を担うすべての子供たちのために、そしてすべての親と健康を願うすべての人々にとって、本当に有益で真に正しい情報が提供されている本書を強く推薦します。そして本書こそ最良の処方箋のひとつになる、と確信しています。




外園久芳
(病気をなくす運動本部 フルーツクリニック院長)

従来の栄養学の考え方、現在の薬漬けと健康保険制度のもとでの医療では、生活習慣病を治すことはできません。それは、胃ガンの研究から始めて最終的には胃ガンを予防する「胃ガンをなくそう運動」にまで手を染めた、私の体験からの結論です。
しかし光明はあります。病に悩む多くの人に希望を与えた著者の前作『常識破りの超健康革命』がそうであり、日々むしばまれている子供たちの健康を回復させ、子供たちが大人になったとき発症する生活習慣病さえシャットアウトしてくれる本書の刊行こそ、大いなる光です。前作同様、本書の刊行は、愚かな人間がつくったゴビ砂漠のなかの「生命あふれる緑のオアシス」といえるものであり、近い将来、その内容が高く評価されることは間違いありません。



鶴見隆史(鶴見クリニック院長)

本書に書かれている食生活を実践すれば、どんな子供も少しの病気もなく、すくすくと健康に育つことは間違いない。それほどすばらしい内容の本だ。なぜそう断定できるかといえば、私自身が妊産婦・乳幼児にほぼ同様の指導をしており、そのほとんどすべてにわたって高い成果が得られているからだ。
果物や生野菜、また生ジュースがとれていないお母さんは多いことだろう。しかしだまされたと思って一度試してみるといい。著者の言っていることは真実である、とすぐにわかるはずだ。しょっちゅう風邪をひいていた子供や、お腹をこわしていた子供は体調を崩さなくなる。そして免疫もきわめて高く維持され、難病、奇病とも無縁となる。すなわち子供たちが大人になってからの健康までも保証してくれているのだ。
アメリカ最高の「真実の栄養学」をベースに、科学的にかつわかりやすく解き明かした本書こそ、子供のための最高の健康指導書といえるだろう。




北川博敏(香川短期大学学長 農学博士)

富士市のある小学校で6年生250人に血液検査をしたところ、「コレステロール値の高い児童が男女ともに15%おり、血糖値の高い児童は男子の11%、女子の4%もいる」という結果が出たことが公表されています。この原因は、日本人が日本食を忘れ、アメリカ人を真似した食生活を送っていることにあります。
この小学校はごくふつうの学校で、食物消費の動向から推測すると、こうした傾向はおそらく日本全体の小学生に蔓延していると思われます。つまり、多くの小学生が生活習慣病の予備軍になってしまっているのです。
小学6年生ですでにこのような状態では、30〜40代の働き盛りになったとき、脳梗塞・腎不全など生活習慣病の合併症が生じる可能性があります。こうした事態になれば、少子高齢化の21世紀に日本は滅びます。
子供たちの食生活を変えることは緊急の課題です。その意味で、本書は時宜を得たものであり、多くの方に読んでいただき、それぞれの立場で実行されることを願っています。



大成克弘(大成整形外科クリニック院長)

本の帯に「医者よりフルーツ」という(我々医師からみればとんでもない)コピーの書かれた前作『常識破りの超健康革命』と出会ったのが、昨年3月。「いったいどういうことだ」と思いつつ読み始めてみるとどんどん引き込まれてしまい、診療もそっちのけでその日のうちに読んでしまいました。
膨大な資料をもとに実に説得力のある内容で、もともと「食」や「薬」に疑問を持っていた私にとって、その内容には共感することが多々ありました。にわかに信じられないこともあったのですが、実際に参考文献やインターネットで調べてみると、まさにすべてが真実だったのです。この本に触発されたせいか、その後健康に関して今まで常識と思って疑いもしなかったことで間違っていることが数多くあることにも気づきました。
これが真実だとすれば、「多くの人に早く教えなければいけない。そのためにも自分がまず実行し手本を示す必要がある」。そう考えた私は、翌日より「朝はフルーツだけ」「昼食は山盛りの生野菜と少しのおそば」を心に決めて実行しました。ただし、日本の食生活文化を壊してまで制約を加えると長続きしないと思ったので、夕食は今までどおりとしました。
その結果、見る見るうちに体重が落ち、体は軽くなり、食後に胃がもたれることもなくなりました。ただ食物繊維を多く食べるせいか、放屁と大便の回数がそれまでの倍くらいに増えてしまい、時として手術中などに周りの人達に迷惑をかけたものです。その後、整形外科医の視点からの運動も取り入れた結果、6か月で13kg、現在までに18kg減量し、今に至っています。
こうした自分の体験から、松田先生のおっしゃる、「すべての病気は食生活習慣と関係している」ということ、そして「整形外科の疾患も外傷を除けば同様である」ということを確信したのです。
整形外科の病気の治療と再発防止のためには、生活習慣の是正が必要不可欠です。ところが大病院では「科」という壁があって、内科の先生の前で私のような整形外科医が食生活の指導をすることなどとてもできません。結局「全人的医療」をコンセプトとした自らのクリニックを、昨年(平成14年)開業するに至りました。今では食生活を含めた疾患の治療と予防に努め、多くの患者さんの「超健康革命」に成功しています。
このたびの松田先生の新刊『子供たちは何を食べればいいのか』は、ナチュラル・ハイジーンの食事選択基準を、膨大な資料のもとに説得力ある文章で、かつわかりやすく書かれています。「医者は病気の専門家であって健康の専門家ではない」とか「医師は体内の医師を助け、励ますだけ」といった我々医師にとっては耳が痛い指摘をされた後、後半では具体性を持って主題の内容へと展開していきます。
食事の例も細かく具体的に示されていますので、読んですぐに役立つ内容です。「子育て中、あるいはこれから子育てをされようとしている多くの親御さんにぜひとも読んでいただきたい一冊です。



伊利 元(坂戸西診療所院長)

子供たちにも生活習慣病が広がりつつあるこの時期、著者でなければ書けない画期的な本が上梓されたことは、非常に大きな喜びです。第1部では、食事に関する従来の健康常識がいかに誤っているかが徹底的に検証されていて、圧倒されます。さらに第2部の冒頭では、「ナチュラル・ハイジーン」から見た病気と健康について、明快な説明がなされています。したがって、そのあと具体的に示されている「乳児期から学童期までの食事と妊娠中の母親の食事」も、その理論が納得されたうえでの実践法なので、無理なく進められるようになっています。
本書によって日本にも「超健康革命」の波が広がり、より多くの方が本当の健康を享受され、人生を最大限に楽しめるようになることを願っています。


 




   
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