遠くの空に消えたのさ

私的「昭和大衆歌謡考」第1集

堀井 六郎 [著]

新書判/ソフト並製/242ページ/2014年3月初版

本体800円+税

ISBN/978-4-901423-17-5 C0273

 

「評論を超える楽しさ」と「歌謡曲への慈愛」あふれるシリーズ!マニアックながら、昭和30年代、40年代の青春の追憶を共有できる心地良さ。歌といっしょに、「あの頃のあなた」が帰って来ます!

◆(『週刊ポスト』掲載記事より抜粋)
まあ、あきれるほど詳しい。五〇代、六〇代の懐メロ心をゆさぶってくれる一冊です。これ一冊でふた晩は飲み明かせます。(高田文夫)

◆(『レコード・コレクターズ』掲載記事より抜粋)
結局のところ、後からどんなに資料を集めたり、関連書を貪り読んだところで、その時代を肌で実感したリアルタイムの経験値に勝るものはない。(中略)
柔らかな筆致の中で随所に覗く鋭い批評眼がことごとく卓見。(鈴木啓之)

(以下、本書「目次」より)
はじめに
●「たいやきくん」に見る、プロ職人の先取りセンス
●佐伯孝夫の精神年齢にあやかりたい
●アニメからルンナまで──船村徹と日本映画の蜜月
●常識破りの唱法、前川清の楽しみ方
●テンプターズが「神様」に願い始めた日
●七つの名前を持つ男、サトウハチロー
●真夜中の兄貴・土居まさるを偲んで
●誰よりも「おふくろさん」を愛す
●平成の歌謡映画『歌謡曲だよ、人生は』を味わう
●フィンガー5・玉元晃のボーイソプラノ、最後の夏
●『花咲く街角』で出逢った、九ちゃん
●超多忙が傑作を生む、阿久悠の仕事術
●編曲のホームラン王・森岡賢一郎の裏メロを聴きたい
●昭和三〇年代「子供向けドラマ主題歌」で盛り上がる
●「夢の競演」でムードコーラスは甦るか
●『少年画報』とともに過ごした日々
●アトムと鉄人、実写とアニメ──同名異曲にヒントあり
●歌謡史に残らない大ヒット曲量産男・三木鶏郎
●服部良一を最も理解していた作詞家・村雨まさを
●憎むな、殺すな、赦しましょう──月光仮面の教え
●良一さんからレイモンドまで──服部一族のすばらしき遺産
●世界を感動させた、傑作行進曲、『オリンピック・マーチ』
●日本球界に最も貢献した作曲家・古関裕而
●書くと思うな、想いを描けよ──関沢新一の作詩法
●月は何でも知っている──和ごころを知って詩ごころを育む
●アニバーサリーソングに託す、ひそかな楽しみ
●ダイアナからケメ子まで──名は「愛」を表わす
●雨の夜、島和彦は静かに歌う
●流行歌のタイトルは「魂の一行詩」になりうるか
●フォークルも及ばなかった、世界最長のタイトル曲とは・・・
【解説】 服部しょう 【曲名索引】
【主な人名&事項索引】